** ここでは、DEXCSの構成について説明します。 [#wad68857]

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DEXCSは、上手のような構成になっています。一番下のハードウエアは、一般的なパソコンで、現在WindowsXPを利用しているようなものであれば、たぶん大丈夫です。メモリは、512MB程度は欲しいところです。また、ビデオカードの相性によっては、正しく画面が表示されなかったり、表示が乱れたりすることがあります。ご容赦ください。

*** ベースOS [#ab2b21e3]
ADVENTURE の情報
ベースOSとしては、Ubuntuを用いています。現在は、多様な1CD-Linuxがあり、どれも特徴があると思いますが、ここでUbuntuを選択したのは、Debian系でシステムのアップデートが容易なのと、DEXCSを構築するときのCDカスタマイズのツールがあること、安定して動作すること、などがあります。

現在公開しているBuild:H181006-01では、日本語ローカライズ版デスクトップのバージョン6系を用いています。次にリリースするビルドでは、バージョン7系に移行することを予定しています。このベースの上に、オープンCAE:DEXCSが構築されています。

DEXCSでは、公開を前提にシステムを構築しているため、CAEを実現するすべてのソフトウエアを、オープンシステムで構築することが必要です。実は、世界中には非常に高度な機能を持ちCAEに活用できるオープンシステムが、多数公開されています。DEXCSでは、それを統合し、オールインワンで利用できるようにしています。

Ubuntuの日本語サイト:http://www.ubuntulinux.jp/

*** プリ処理:解析モデルの構築[#q820d18d]

3DCG ソフトの Blender をカスタマイズして、解析モデルの形状を作ります。本来は CG 用のソフトなので、モデル形状のチェック機能などが無いので、これを Python を使ったカスタマイズにより実現しています。

このソフトは、Windows, Linux, MacOS などで動作するので、様々な活用が可能だと思います。このソフトウエアで形状をモデリングできますが、CAEで一般的に用いられている形状データSTLを直接インポートして取り込むことができます。

Blender の日本語サイト:http://blender.jp/

*** メイン処理:構造解析の実行[#ke7cc5c1]

この部分が最も大切なのですが、こちらはオープンソースで公開されている構造解析ソフトである ADVENTURE を活用しています。様々なモジュールがあり、大規模な解析モデルに対して、高度な解析が可能です。

こちらは、メインの環境が Linux ですが、Windows でも動作するパージョンがあります。現在のDEXCSでは、静的・弾性・微小変形の解析機能を利用しています。今後の開発で、さらに高度な解析機能を利用したいと思います。

ADVENTURE のサイト:http://adventure.q.t.u-tokyo.ac.jp/jp/

*** ポスト処理:解析結果の可視化[#nd2bc9cf]

構造解析の結果は、可視化ツールが無いと確認することが出来ません。ここでは、Para View と言うフリーのツールを使っていますが、様々なデータ形式に対応して、並列処理で大規模データの可視化も可能です。

こちらも、Windows, Linux, MacOS などで動作可能で、デファクトになるような高い機能性と拡張性を持っていますので、注目です。ただし、ドキュメントが書籍になり有償であり、日本語の情報が少ないのが残念です。

Para View のサイト:http://www.paraview.org/HTML/Index.html

[[DEXCS Official Wiki]]

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