** DEXCS:デックスは、平成26年度において公益財団法人JKAの機械工業振興補助事業(研究補助)「平成26年度 構造物の安全性を保障するための粒子モデルによる破壊解析システムの開発補助事業」として研究開発を進めました。ここでの成果を情報発信します [#l7565efd]

補助事業番号  26-165~
補助事業名   平成26年度 構造物の安全性を保障するための粒子モデルによる破壊解析システムの開発 補助事業~
補助事業者名  岐阜工業高等専門学校 建築学科 教授 柴田 良一

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1 補助事業の概要~
(1)事業の目的~
ものづくり支援システム「オープンCAE:DEXCS」を開発公開し普及活動を展開する。これにより、日本の基幹産業である製造業の革新的な飛躍を実現する。具体的には、職人技能のデジタル技術による定量化を進め継承発展を可能にし、高付加価値製品の短期間設計を可能にするための設計者CAEを実現する。
 原子力設備などの重要構造物の破壊性状を精密に分析評価するために、革新的な粒子モデルによるペリダイナミクス破壊解析ツールを基盤にして、実践的な構造設計に活用する設計支援システムを実現する。これにより想定外状況での破壊時でも、二次被害を防ぐ高度な安全性を確保する設計技術の基盤を確立する。~
 本研究では、世界中の研究者や技術者が開発し公開しているオープンソースのCAEソフトウエアとして米国サンディア国立研究所が提唱しているペリダイナミクス破壊解析ツールに注目し、これに各種の支援ツールを集約し再構築することで実践的なものづくりに即効的に活用できるオープンソースの破壊解析設計支援システム(オープンCAE)を開発し、無償で公開し自由に活用できることを目的とする。

(2)実施内容~
ものづくり企業の技術力向上の大きな可能性を持つコンピュータ支援設計技術CAEを広く展開するために、自由に利用できるオープンCAE:DEXCSを開発し無償で公開する。さらに実践的な製品設計への活用を展開するために、企業技術者との研究会などを組織して活用ノウハウの集約とインターネットでの公開を進める。
 このような構造物の高度な安全性を確保するためには、単に発電設備の構造体だけの問題に限らず設備や配管における評価分析が必要になります。これを実現するためには先端的な一部の技術者が特殊な破壊解析技術を活用するだけでなく、広く日本のものづくり全体に対して破壊解析技術の普及を図り、安全確保に対する基盤技術の底上げが必要になってきます。~
 よって本研究では、広く技術者が活用できる高性能PC程度で数値計算が可能で、ソフトウエアが自由に利用できるオープンソースを活用することで、総合的な高度安全性確保を目指しています。~
 構造物の安全性を保障するための粒子モデルによる破壊解析システムに関する研究を展開した成果として、オープンソースのものづくり支援機能(CAE)を統合した研究開発用の破壊解析システム:DEXCS(デックス)ーRDstr(アールディースター)を開発し、これを無償で一般公開できた。

2 予想される事業実施効果~
 ものづくりの高度化を実現するオープンCAE:DEXCSに関する研究において開発されたものづくり支援システムDEXCSを公開することによって、以下の効果が期待されます。
・ものづくり支援システムDEXCSは、オープンCAEとして無償で公開されるため、特に中小希望では、導入経費を必要とせず、ものづくりの高度化に企業技術者が挑戦することができます。
・ものづくり支援システムDEXCSは、先端的なものづくり企業で製品の高度化で目標とされている課題として、設計者自らが解析を実行する設計者CAEを実現する手段として、大きな貢献ができます。
 構造物の安全性を保障するための粒子モデルによる破壊解析システムに関する研究において開発された研究開発用の破壊解析システム:DEXCSーRDstrを公開することによって、以下の効果が期待されます。~
・研究開発用の破壊解析システム:DEXCSーRDstrは、オープンCAEとして無償で公開されるため、特に中小希望では、導入経費を必要とせず、ものづくりの高度化に企業技術者が挑戦することができます。~
・研究開発用の破壊解析システム:DEXCSーRDstrは、先端的なものづくり企業で製品の高度化で目標とされている破壊解析に対して、設計者自らが解析を実行する設計者CAEを実現する手段として、大きな貢献ができます。~
 さらには、本研究で開発されたオープンCAEによる破壊解析システムは、無償で自由に利用できることから利用者を制限することなく普及することが期待され、これに対応した研究会なども展開しています。また研究会を母体にした新規の開発も可能であり、ものづくり支援の始点となる研究開発です。~
 特にオープンソースではものづくりのレベルに合わせたカスタマイズが可能であり、複雑で高度な現象を追求する研究的活用から、日常的な設計業務のルーチンワークに活用できる設計者CAEの実現まで、幅広い発展性を備えています。

3 補助事業に係る成果物~
(1)補助事業により作成したもの~
ものづくり支援システムDEXCS(オープンCAEによる構造解析)~
公開システムのファイル名: DEXCS2013-Salome-64-D1-B1.iso~
研究開発用の破壊解析システム:DEXCSーRDstr(オープンCAEによる破壊解析)
公開システムのファイル名: DEXCS2014-RSstr-D1-B1-64(64bit) 起動用ISOファイル
 (URL http://dexcs.gifu-nct.ac.jp/download/)  ダウンロードページ

(2)(1)以外で当事業において作成したもの~
ものづくり支援システムDEXCSの演習書~
書名:オープンCAE「Salome-Meca」ではじめる構造解析~
発行:工学社~
ISBN:978-4-7775-1816-6 C3004~
 (URL http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-1816-6)
書名:オープンCAE「Salome-Meca」構造解析「固有値熱伝導解析編」~
発行:工学社  ISBN:978-4-7775-1852-4~
 (URL https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-1852-4)

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